青い鳥

どもり・吃音についてのオススメ書籍です。第2段は、

青い鳥

です。

作者は、きよしこと同じく本人もどもりがある「重松清」さんです。重松清さんは元々教育にも関心が高い作家さんですが、この青い鳥はまさしく教育絡みです。

主人公は中学校の先生。そして、大きなテーマは「中学生」です。思春期、いじめ、荒れる、中学生の脆くも繊細、それでも何とか前に進んで行こうと頑張っている生徒たち、その生徒たちに静かに寄り添ってあげる先生、そんな小説です。

書籍と、それを原作にした映画も出ています。映画についてもまた紹介します!

 

青い鳥の目次

きよしこは「きよし」という主人公が少年から青年になるお話でした。つまり、ずっと同じ主人公でした。

青い鳥の主人公は「村内先生」です。中学校国語科の非常勤講師です。すべてのお話に登場してきますが、きよしこと違い、一つ一つが別々世界のお話です。ですので、みんな同じ人物かどうかはわかりません。Aの世界の村内先生、Bの世界の村内先生、そんなお話なのです。ただ、非常勤講師ということで、困っている生徒を聞きつけて、その子たちに次々と寄り添ってくれる先生ー。ある子を助けたら、また違う学校へ行くー。という設定でもおかしくありません。カッコいいです!

さて、青い鳥はこのような章立てになっています。

  1. ハンカチ
  2. ひむりーる合唱
  3. おまもり
  4. 青い鳥
  5. 静かな楽隊
  6. 拝啓ねずみ大王さま
  7. 進路は北へ
  8. カッコウの卵

「4.青い鳥」は先程申し上げたように映画化されました。ただ、どれもいいお話です。

すべてのお話において「これはすごいな〜」と唸らせられる描写がありまして、それは、学校において良かれと思う取り組みを、見事に「打ち砕く」ことです。

現実の学校でも、いじめ撲滅のために「◯◯学校 友情の誓い」をすべての教室に張り出したり、「いじめ相談箱」みたいなものを設置していませんか。それらの取り組みを、「こんなの意味ねぇ」と論破しちゃいます。賛成派は「うんうん」となりますし、反対派は「このお話大丈夫?」となってしまいます。ちなみに僕は「こんなの意味ねぇ」派です笑

村内先生について大切な紹介を忘れていました。

そう、村内先生は、

どもり・吃音のある先生なのです

僕と同じ、どもり先生なのです。どもり先生が中学生相手にどんなふうに接していくのか…

 

深い言葉たち…

青い鳥はとにかく言葉が深いのです。

今までの経験をかなり揺さぶってきます。

そんな深い言葉を紹介しましょう。

 

俺みたいな先生が必要な生徒もいるから。先生には、いろんな先生がいたほうがいいんだ。生徒にも、いろんな生徒がいるんだから

好きです。この言葉。人間どうしても相性というものがあり、生徒に嫌われることがあります。でも、たとえ「その子」に嫌われても、「あの子」には信頼されることだってあります。それだけでも素晴らしいことですよね。

 

誰かを嫌うのも、いじめになるんですか?

ある生徒からの言葉です。もし、こんな質問がきたらどうしますか? きっと答えはないでしょう。でも、村内先生はどもりながら自分の想いを伝えます。

 

本気で言ったことは、本気で聞かないとダメなんだ

たとえ間違っていても、本気で言ったことに対しては、本気で聞かないといけない。言葉どおりの名言です。

 

忘れるのは、ずるいだろう?

もちろん、加害者も心から反省すれば自分の過ちに気づき、ものすごく苦しくなる。忘れたい。でも、被害者はもっと苦しい想いをしていた。それを忘れてはいけない。

 

先生は正しいことを教えるために先生になったんじゃないんだ。先生はたいせつなことを教えたいんだ

すごくいい言葉。でも、この境地には全然達していないと自分自身が恥ずかしくなってしまう…。

 

この記事を書くために、改めて読み直すと本当にいいお話だった。本当はもっと書こうと思ったけど、何だか読む方に集中してしまって、ゴメンなさい。今回はここまで!笑

 

正直、僕は村内先生よりもどもりは軽い。性格もぜんぜん違う。でも、村内先生の言葉はわかる。

 

このサイトのロゴは…

もうお気づきの人もいるかもしれませんが、このサイトのロゴはこのお話から取っています!

ロゴの横にいるのは青い鳥、タイトルは村内先生の自己紹介「先生はどもります(実際は、先生は、ど、ど、っどど、どもります、という感じ!笑)」です。

おこがましいですが、少しでも村内先生を目指して頑張っていきます!

どもり・吃音関係なく、すべての中学生、いやすべての人にオススメです!

 

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青い鳥 (新潮文庫)

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