きよしこ

どもり・吃音についてのオススメ書籍といえば、真っ先に紹介したいです。

それが

「きよしこ」(重松清)

です!

はじめてこの本を読んだとき、ボロボロ涙が止まりませんでした。

お母さんにも紹介したところ、お母さんも涙が止まらなかったらしいです。しかも電車の中でね!笑

作者の重松清さんはどもりがありました。きよしこの主人公は「きよし」です。もう名前から、作者のエピソードって感じがありますよね。でも、どもりがある人もない人も、誰が読んでもおもしろい本です。本当にオススメです!

きよしこ写真

表紙からもうなんか感じませんか? 寂しい青を主とした、帽子を目深にかぶった少年。この物語を語っていくにはピッタリの表紙です。

 

きよしこの目次

きよしこは少年の成長を描いた物語です。いくつかの章立てはありますが、どれも主人公はきよしです。少年から青年に成長していきます。

  1. きよしこ
  2. 乗り換え案内
  3. どんぐりのココロ
  4. 北風ぴゅう太
  5. ゲルマ
  6. 交差点
  7. 東京

どれも魅了溢れる素敵なお話ですが、その中でも僕のオススメは

 きよしこ

 乗り換え案内

 北風ぴゅう太

です!

 

きよしこ

主人公のきよしがはじめて出てくるお話です。

きよしは転入生でした。転入生あるあるで自己紹介というものがあります。僕は自己紹介が苦手ですが、案の定、きよしも自己紹介が苦手でした。

そして、見事どもった自己紹介をかましてしまい、みんなに笑われてしまいました。特に二人の男子からはどもりが原因で、その後もからかわれてしまいます。

そんなきよしは基本誰ともしゃべりたくなく、ひとりぼっちでした。

少年はひとりぼっちだった。思ったことをなんでも話せる友だちが欲しかった。

そんなある日のクリスマス会に参加し(お母さんが無理やり参加させたけど)、いつもからかってくる男子たちの意地悪で、みんなの前で自己紹介をやる羽目になってしまいました。当然、自己紹介はできませんでした。きよしは一目散に会場を逃げるように飛び出します。

家に変えるとクリスマスプレゼントが置いてありました。きよしが欲しかった「魚雷ゲーム」…

ではありません。

きよしは魚雷ゲームの「ぎょ」が結局言えなくて、半ばあきらめながら「飛行船」にしたのでした。先程の自己紹介と、目の前の不本意なプレゼントがついにきよしの心をいっぱいにしてしまい、きよしはもらったプレゼントを何度もタンスの角に叩きつけてしまったのです。何度も、何度も、泣きながら何度も…

父親に怒られ、泣きじゃくりながら布団にもぐるきよし、そのとき「きよしこ」はやってきたのでした。

「君は、だめになんかなってないよ。君は、ちゃんとしゃべっている。ただ、それがあまりじょうずじゃないだけなんだ」

「いまでも覚えている。言いたいことが言えないって、すごく苦しくて、もう、泣きたいくらい苦しくて」

「それが、君のほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」

突然現れた「きよしこ」は誰なのでしょう?

と、ここはネタバレになってしまうので、あとはぜひ自分の眼で読んでみてください!笑 短いお話ですので、すぐに読み終わりますよ。

短いお話ですが、それでもさすがは重松清さんです。どもりがある人の気持ちをよくわかっています。

例えば自己紹介のとき、周りの人は「〜さんが話すから静かにしなさい」と言いますが、正直言うと、騒がしいほうが気持ちがラクになるということ。この気持ち、すっごくよくわかりますよ!!

 

本当は他の物語もこのページで語ろうと思ったのですが、思ったより長くなりそうなので、また別の機会で紹介します。とにかく「きよしこ」はオススメです!

ぜひ、たくさんの人に読んでほしいです!

 

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