コテコテの一斉授業にチャレンジ!

国語で「からたちの花」という詩を学習しました。

はじめに音読と視写をさせます。

音読をやる気にさせる方法、知っていますか?

題名の横に鉛筆のおしりほどの丸を10こ書いて、1回読み終わるたびに丸を塗りつぶすのです。

みんな楽しみながらたくさん読んで、たくさん丸を塗りつぶします。

TOSSの有名な実践ですね。

(時すでに遅し。写真では黒板係の子がちょうど丸の部分を消しちゃいましたが…笑)

そして、活動にはある程度の緊張感が必要です。ですので、ただの音読でもこう言うのです。

全員起立。3回読んだらすわりなさい

と。

ちなみにこの立つ、座るだけでも、

誰が活動を終えたか、すぐ確認できるのです

座った子は音読が終わったのね、と。

ここで、座っているのにまだ音読を続けている子をチェック!!

すかさず、その人をほめます。

「◯◯くんは座ってからも音読を続けていてすごいな!」

と。

大切なのは先生の指示を超えた行動をする子なのです。

ひとまず音読おしまい。次は視写です。

教科書の文字、構成、そっくりそのまま書いてもらいます。

視写は子どもたちと同時に先生も書きます。

「先生に追いつかれないように書きなさい」

とプレッシャーをかけてね!笑

子どもたちの書くスピードと集中力が少しアップします笑

そして、先生の板書には敢えてわざと間違いを入れておきます。ふふふ。

さて、当然子どもたちの書くスピードはまちまちです。

このときに、早く終わった子が待ちぼうけにならないようにしないといけませんね。

空白禁止の原則というやつです。

向山洋一先生の実践ですね。

なので、

「はやく書き終わった人は暗記できるまで音読をたくさんしなさい」

と指示を出しておきます。

まだ書き終わっていない人がいても、それぞれがそれぞれの活動に取り組んでいます。やることのない人はいません。集中しています。

視写が終わって読解に入っていきましょう。

いやいやその前にさっきの布石が効いてきました。

「先生、間違えていますよ!」

板書で、わざと間違えた箇所に数人が気づくのです。

「ええ!? 本当に!? ゴメンね! 黒板の間違いに気がついた人は起立!」

と言います。

そう、実は間違いに気がついたの数人で、多数はまだ気がついていないのです。

「えぇ〜どこどこ!?」

となります笑

「気がついた人はまだの人に教えてあげてください」

と言うとみんな協力します。こんな交流の仕方もあるのです。

はい、寄り道でした。本当に読解です。

まずは、もっと文を隅々まで読んで、イメージを膨らませてほしいですね。なので、

「文を読んで、あなたが想像したからたちの花をノートに描いてください。時間は1分です」

みんなの絵を見ると、青い棘や白い花を描いています。きちんと文を根拠にして絵を描いています。

1分経ちました。ペアで見せ合います。

「お隣さんと見せ合います。その際、なぜそのように描いたのか説明しなさい」

と指示しました。

「ここに青い棘って描いてあるでしょ〜」「白い花って描いてあるから〜」という言葉が飛び交います。

ペアの交流が終わると、

「からたちの花がもし気になる人はネットで調べてみてください」

と結果を見せずに敢えて突き放します笑 からたちの花を知っているか知らないかなんて、将来大した問題ではありません。でも、「はてな?」と思ったことを自分で調べ追究する姿勢は大切です。

そのような人が出てくる可能性を信じて、わざと曖昧な指示にします。

その後は、表現の工夫をざっと確認します。

語尾がすべて「よ」で終わっているとか、どの連も同じぐらいの文字数で書かれているなどです。ここをメインにしてもよいのですが、まぁ僕は適当にやりました笑

そして、最後にこう質問しました。

「仲間はずれの連はどこでしょう」

続けての指示は、あなたの考えと、その理由、書けたら先生に持っておいで、と言いました。

けっこう面白い問いで、みんな燃えていました。意見も分かれました。

「え〜絶好の討論場面じゃん!」

という声を聞こえそうですが、なぜ話し合いにしなかったのかと言いますと、

それは単純…

時間がなかったからです!笑

一斉授業だとよくありますよね笑

でも、授業終了後もあちこちで、「ねぇねぇどこにした〜?」という声が聞こえてきます。

こんなギリシャ時代の井戸端会議みたいなごく自然な討論もありだと思うのです。

答えは言わない。

オープンエンドの授業というやつです。

さっきも言ったけど、この答えがわかったとて、将来大した問題ではありません。それよりも、このソクラテスと弟子みたいな問答法が生まれてくれたほうが素敵なのです。

 

 

ふう、やっぱり一斉授業が難しいし、疲れるな。

振り返ってみても、大なり小なりたくさんのテクニックを入れているんだな。

でも、とにかく授業は楽しかったぞ!

これからも自分に偽りなく、今やりたい授業をたくさんやっていくんだ!

 

 

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