丸付けをどうしたものか?

子どもたちと授業をやっていくと、頭を抱えるのが「丸付け」です。

例えば、宿題の丸付け1つとっても、朝自習に一気にやるか、休み時間に一気にやるか、給食準備中に一気にやるかなど、タイムマネジメントが重要になってきます。

ちなみに上の例は子どもたちの課題を一旦回収して、先生が丸付けをやる場合でして、

子どもたち自身がやる場合もあります。

漢字ミニテストを自分で、班で、お隣さんと交換してなどと、いくつか方法があります。

そして、丸付けには「答え」が必要になるのですが、それも先に子どもたちへ答えを配っておくのか、先生が口頭で説明したり、黒板に書いたりなのかと、やはり方法が変わってきます。

前者の方法は、子どもたちが自分のペースで丸付けします。

後者の方法は、先生のペースで丸付けします。

どれがいいかはなく、一長一短です。その時の様子で使い分けます。

ただ、欲を言うと、

「子どもたちが自分で答え合わせ」

をするのが一番いいと思っています。

なぜなら、自分で答え合わせをする力はいずれきたる受験勉強でも必須の能力になるでしょう。もちろん、受験に限らず、自分のことは自分でできるようになることが大切です。

あと、先生目線で言うと、子どもたちが自分で答え合わせしてくれたほうが、やはりラクです。

いちいち丸付けしなくていいので時間に余裕が生まれます。

休み時間も子どもたちと遊んだり、色々な準備ができます。

課題を回収するということは、チェック済みの課題を返すということにもなります。その課題を返す時間が無くなるということも、長い目で見ると貴重な時間の確保になります。

マジです。

たったそれだけの時間にキリキリするほど、今の学校のカリキュラムはキュウキュウなのです。

また、ある課題を終わった子から、先生のところに持ってきて丸付けをする、という方法もあります。ただ、この方法は丸付けに追われて、クラス全体をきちんと見てあげれれないという欠点があります。

自己採点をしっかりして、間違いを振り返り、次に生かす…

完璧ですね!

ただ、これができるのは優秀な子どもです。

基本的には、間違いを誤魔化したり、「あぁ〜間違えた〜エヘヘ」で終わったりしてしまうものです。

もちろん、クラスの質が相当高かったり、素晴らしい先生が鍛え上げたクラスなら違うと思います。

ただ、今の自分の力量とクラスの相性では、自己採点させるのは「教育的効果」が低いと感じています。

つまり、先生のチェックも必要であると今年度は感じるのです。

子どもたちの能力が低いというわけではありません。そういうクラスもあるということです。

バルセロナ・レアル・マドリード・ベルマーレ・マリノス…

プロのサッカーチームだって、能力や戦術はバラバラなのですから。

 

でも、やっぱ忙しい笑。なるべく、丸付けも簡略化したい。しかも、子どもたちが一生懸命やった課題に○をつけてあげて、「がんばったね!」「ヨッシャ〜!」というやり取りもしたい…

 

そこで考えたのが、自己採点と先生による丸付けのミックス戦法です!

 

①授業中の課題についてです。(宿題ではありません)

②プリントを用意します。

③プリントの裏でもいいですし、黒板でも構いません。答えを用紙しておきます。

④その答えに何問か、「虫食い」を入れておきます。(その授業のポイントとなる部分がいいです)

⑤子どもたちには、まず自己採点、そして、虫食いのところだけ先生のところへ持っておいでと言います。

⑥自己採点を終えた子どもが持ってきたプリント数問をシャッと丸付けします。(間違えていたらやり直しです)

⑦繰り返します。

 

こんな感じです!

 

この方法ですと…

①基本自己採点なので、授業中の先生にゆとりがある。

②それでも、丸付けにはくる。しかし、丸の量は少ないので一瞬で終わる。

③先生は子どもに「よくできたな!」、子どもは先生に「できた!」と、コミュニケーションが取れる。

 

今の算数、基本は教科書を使っていません。

先生によるミニレッスン→必修課題→自主課題→ふりかえり

としています。

子どもたちのふりかえりの内容を大切にし、改善に改善を加え、今の形が出来上がりました。

 

先生によるミニレッスンは、教科書というよりは、単元テストをベースに説明しています。この問題が理解できれば点数取れるよ、という内容です。

必修課題は誰もが必ず取り組むミッションです。基本はプリントが多いです。必ず抑えて欲しい内容にします。そして、このプリントを例の「虫食いプリント」にしています。子どもたちは自己採点と先生からの採点を受けます。

もともと僕はノート派で、今でもノートをベースにしたい想いがあります。しかし、今のクラスの実態として、プリントのほうが授業の質も量も上がることがわかりました。

ちなみにこの自己採点のプリントは前の机や黒板とは限りません。

このように、廊下のどこかに隠しておきます!笑

子どもたちは「答えはどこじゃ〜い!」と宝探しのように、楽しんでいます!

 

授業には遊び心が大切です。

 

先生からの丸付けが終わったら、自主課題になります。

ここでも、今のクラスは丸投げよりは、いくつかの選択肢を与えたほうが、きちんと取り組みます。

ちなみにこんな感じです。

課題が終わったら、各々自分の課題を見つけてやります。

『学び合い』の実践者の中には「ミニ先生」という言葉に抵抗があるでしょう。

しかし、子どもたちはそれのほうがしっくり来るらしいので、あまり気にせず使っています。

「スーパープリント」はまだどこかでお伝えできればと思います。

 

授業の最後はふりかえりです。

ノートに今日の感想などを書きます。

制限時間は「絶対3分」です。

3分でどれだけ書けたか、という量も重視します。昨日の自分と勝負です。

子どもの力は素晴らしく、慣れると相当書けるようになります。

 

さっきも言いましたが、これが正解なんてことはありません。

前年度は前年度の、来年度は来年度の実践があります。

大切なことは、自分の考え、もっと言えば、自分のバックに潜んでいる「偉大な◯◯先生の◯◯実践」に縛られず、柔軟に実践を変えていくことです。

当たりハズレもあり、うまくいくまではかなり苦しみますが、絶対そのほうが自分の糧になります。

昨今、働き方改革の名の下、易き実践に流され、自分で考える力が減ってきていると感じています。

アカン。

遠回り、寄り道、茨の道も大切にしよう!

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