【数字の力は強烈】目に見える成長〜教育において、もはや魔力に近いな!〜


サッカー育成改革論/本田裕一郎

今回、高校サッカーで準優勝の千葉県流通経済大付属柏高校。

試合中のアナウンスでも言っていましたが、流経の選手は「デジタルブラジャー」という「GPS」の入ったブラジャーをユニフォームの下に身に着けていました。

女性からしたら「デジブラ」とはなんぞや?となりそうですが、これはGPSを使って、選手の試合中の「走行距離のデータ」とかがわかるらしいです。

戦術そのものは青森山田高等学校の方が上かな〜という個人的な見解ですが、「IT」という分野では今大会の流経は最先端で面白かったと思います。

本田裕一郎監督は70歳を超えています。しかし、最先端の技術を学び、それをサッカーに生かしていこうとする姿勢が本当に素晴らしいです!

さて、この出てきたデータですが、説得力がハンパないらしいです。

「監督、僕は試合中すごく走っています」

「ほう、データではこれっぽちだが?」

「な…」

という、かなり変な会話を入れましたが、このようにデータ・数値化されると結果に対して言い訳できません。

もちろん、本田監督がそんなケチな使い方をするわけありません。

あくまで、データの活用は「モチベーション・アップ」です。

「以前の自分より、走行距離が増えた」と、自分の成長を確認することができます。

数字おそるべし!

ですな。

さて、千葉から東京に話題を移し、石井さんの場合です。

どうもデータと聴くと、

データ=デジタル

と考えそうですが、すべてがそうではなく、アナログ戦法でもデータの長所を生かすことはできます。

1番わかりやすいのはやはりリフティングです。

昨日に続けて今日も体育でサッカーがありました。

授業の開始はリフティングです。

6分ほどやります。

黙々とやります。

習っている子も習っていない子も、本当に黙々とやります。

リフティングのフィードバックはプログラミングより速いのです。

落とした瞬間すぐ結果が出ます。

ある意味、その結果がデータです。

 

そして、6分間ほどリフティングをやって集合し、こう言いました。

「昨日より回数が増えた人!」

「はい!」

と手が上がります。

もちろん、連続2回、3回の世界の子もいます。しかし、結果はきちんとデータに残っています。

「あなたの結果、昨日は2回、今日は3回」と。

立派な成長です。

もちろん、クラス全体での「てっぺん」も決めます。100回超える子もいます。

リフティングは数字があることで、「前の記録を超すぞ!」とか「クラスで1番になるぞ!」と、モチベーションが上がるのです。

すごいぞリフティング!(あぁいつかリフティング教育について語りたい…笑)

 

さて、教室に戻れば、こんな実践をしています。

授業の感想や振り返りを書く場合ですね。

僕はこの振り返り時間を「3分間」に限定にしています。

よ〜いドンで書きます。

ノートの場合は横までめいいっぱい使い、もしくは専用のプリントを使います。

3分間で書けるところまで書こう!

といって書かせます。

マスには文字数がわかるようにしています。

書き終わったら、自分の何文字書けたかわかります。

それがデータです。

そして、翌日にも同じことをやります。

「昨日の文字数を超えるぞ!」

と言います。

子どもたちは黙々と取り組みます。

そして、「やった超えた!」という声が聞こえてきます。

イメージとして「ユニット学習」や「タイピングテスト」のような感じです。

デジタルのイメージが強いデータですが、このようにアナログだって問題ないのです。

「やればできる!」「集中すればできる!」を子どもたち自身にわかってもらいたいと思います。

その威力たるや、もはや魔力です。

ただ、こんな書き方じゃあ、自分と向き合う深い学びにならないんじゃない、という声が聞こえてきそうです。

きっとそうだと思います。

しかし、感想・振り返りというのは「書いているときだけ」が学びじゃないと思います。「読み返すとき」だって学びです。「あ〜以前はこんなこと書いてたんだ〜」って、書いた文章を読み返すのも楽しいと思います。しかし、それには、絶対的に文字数があったほうが読み応えあるでしょう(笑)だから、「書くとき」は数字を使って、たくさん書かせる工夫を取り入れています。

 

大切なことは、データ・数字はその子を打ちのめすことではありません。あくまでその子を伸ばすためにあります。

今は毎日、授業で成長できる場を取り入れています。(成功体験だけではありません。もちろん失敗経験から「次は頑張るぞ!」でもいいのです)

ほら、去年までと全然教育方法が違うでしょ(^^)笑


サッカー育成改革論

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